みなさんは写真の管理ってどうしてますか?
特に自分はミラーレス一眼で写真を撮る上に撮影枚数もかなり多いので、写真整理の最適解をずっと模索してきました。最近、自分の中でこれ以上ないのではというレベルにまで到達したので記録として残しておきたいと思います。この方法は他の方法と比べてかなり安上がりかつ利便性も高いと思います。
結論としてはAmazonフォトを活用するのが最強です。それではステップごとに解説していきます。
写真管理の流れ
一眼で写真を撮る
自分はFUJIFILMのX-S10という機種を使っていて、一眼で撮った写真はSDカードに保存されます。
ちなみにこのカメラは小型、万能、色味良しの超高コスパ機種なのでおすすめです。
iPadの純正写真アプリにダウンロード
ある程度写真が貯まってきたら一眼からSDカードを取り出して、Ankerのハブ経由でiPad Airに移動させます。
ちなみにこのハブ、基本的に必要な機能が全て備わっていて見た目もスタイリッシュ、値段もそこそこなのでおすすめです(どんだけ宣伝挟むねん)。
iPadに繋ぐと純正の写真アプリを開けば写真を選択して読み込むことができます。日付ごと丸々選択することもでき、読み込んだ写真をSDカードから消去することもできるので楽々。
明らかにダメな写真は削除
写真を読み込めたら、ブレブレの写真など明らかにアウトな写真は消去します。消去しなくてもいいのですが、後々アップロードする時のデータ量を減らしつつ、友人にダメ写真を送ってしまうリスクを減らしておきます。
お気に入り写真にはハートをつける
ここでお気に入りの写真にはハートマーク(お気に入り)をつけておきます(任意)。このタイミングでお気に入り登録をしておけばお気に入り登録された状態でAmazonフォトにアップロードできます。いつかAmazonフォトにある膨大な写真を振り返る時にも、お気に入りでソートできるので便利。
ちなみに自分はインスタに載せる写真をお気に入りに登録しています。
Amazonフォトにアップロード
そして遂にAmazonフォトにアップロードします。
AmazonフォトとはAmazonが運営する写真のクラウドサービス。GoogleフォトやiCloudみたいなもんです。
他のどのサービスとも違って写真を何GBでも無制限に、しかも無圧縮でアップロードできます!しかもRAWで撮った写真までアップロードできちゃいます。一眼で撮る方ほどデータ量が多くなるのでAmazonフォトのありがたみが大きくなります。
肝心の料金ですが残念ながらさすがに無料ではありません。しかし、Amazonプライム会員であれば無料で利用できるのです。
既にAmazonプライム会員の方も多いと思いますが、未加入であれば加入することを強くオススメします。Amazonフォトだけでなく、Amazonプライムビデオが見れたりAmazonの配送料が無料になったりするのでサブスクの中でもかなり高コスパな部類だと思います。
無料体験のもできるので、とりあえず体験してみるのがいいかと。特に下記のprime student(学割)は破格のコスパ、年間2,450円しかかからないので爆益!
友人が写っている写真だけを選択して共有
そうしてアップロードが完了したら友人に共有します。
友人が写っている、あるいは友人が欲しそうな写真だけを選択して共有ボタンをプッシュ。共有用のリンクが作成されてそのリンクをコピペすれば友人に送れます。
素晴らしいのはその素早さ。リンクの作成は長くても数秒で終わります。
何よりも、友人がどんな携帯のプラン、通信環境なのかは分かりません。LINEに直で送ってしまったら、おそらく通知を開いた段階で友人はデータを消費してしまいます。一方、リンクを送る方式なら相手は好きなタイミングでダウンロードできるので、より親切な方法だといえます。
これで写真管理フローは完了です。
メリットとデメリット
改めて整理するとメリットとデメリットはこんな感じ。
メリット
安さ
この方法の良いところは何と言ってもランニングコストの安さ。
iCloud課金、Googleに課金、LIghtroomに課金など他にも方法はありますが、Amazonフォトにコストで勝るサービスはありません。
具体的にはこんな感じ↓
もちろんそれぞれのサービスに違った機能が付随しているので、容量と価格だけで単純に比較はできないのですが、それでもアマプラのコスパの良さは伝わると思っています。
画質
実はLINEのアルバムやiCloudの共有アルバムを使えば、無料で写真の保存と共有ができますが画質という点でAmazonフォトに軍配が上がります。
特に自分はミラーレス一眼で写真を撮るため、画像が圧縮されないことが非常に重要。
LINEのアルバム機能を使わず、OROGINALというボタンを押しながら画像を送れば無圧縮かつ無料で写真を送信できますが、これでは保存ができない上に友人に大量の通知を送ることになってしまいます。
やはり画質や利便性の観点から見ても、Amazonフォトがますます最強なのではと思ってしまいます。
デメリット
改悪のリスク
あえてこの方法のデメリットを挙げるなら、改悪のリスクです。
クラウドの世界で圧倒的シェアを誇るAWSを有するAmazonのサービスとはいえ、現状がお得すぎるのでいつかは改悪される可能性はあります。実際、Googleフォトには無料で無制限にアップロードできないようになりました。
まあ仮に改悪されるとしても準備期間があると思うので、またその時に考えようかなと思っています。さすがに「過去にアップロードした写真も整理しろ」みたいな無茶は要求されないだろうと楽観視しています。お得なモノはお得なうちに享受するに限る!
共有リンクがイマイチ
最大のデメリットは共有リンクが分かりにくいこと。
今まで何人もの人に共有リンクを送ってきましたが、結構な数の人に「どうやって保存すんの?」と言われてしまいました。「全てをダウンロード」ボタンを押すと写真アプリじゃなくファイルアプリに保存されてしまう?みたいでして多くの人がつまずくようです。一枚一枚保存するには写真を長押しする必要があり、それに気づかない人も。後はなぜかしょっちゅう一番上の画面に戻ってしまうのがウザいとのこと。
このあたりはAmazonの人たちにアップデートしてもらうことを期待するのみです。
まとめ
とはいえ、この方法が個人的には写真管理の最適解だと思っています。これほど安く、写真のクオリティを保ちながら保存と共有が簡単にできる方法はありません。お役に立てますように。